『日本の殺人』

日本の殺人 (ちくま新書)

日本の殺人 (ちくま新書)

随分時間がかかってしまったけれど、昨晩読了。
寝る間際に読もうと思ってベッドサイドに置いたら、著作が眠りに入ってしまった。
それにしても、この著作は深い。
相当に考えさせられることは間違いない。
「殺人」というフレーズが醸す様相は、この著作で大きく変容せざるを得ない。
同様に死刑や戦争を「殺人」という断面から考察しているが、
シンプルな洞察の中に深い思索が伺える。
個人的には、著者の河合さんと辺見庸さんの対談などを見てみたいものです。